INT64DLLは、以下に示すOSで動作確認を行っております。
Microsoft Windows 95、Microsoft Windows 98、
Microsoft WindowsNT 4.0、Microsoft Windows 2000、
Microsoft Windows XP、Microsoft Windows 2003、
Active Server Pages(ASP)
INT64DLLをご使用いただくには、以下のいずれかのソフトウェアが必要です。
Microsoft Visual Basic Ver 5.0
Microsoft Visual Basic Ver 6.0
Microsoft Office 2000 (Access、Excel)
Microsoft Visual Basic Scriting Edition (VB Script) Ver3 以上
INT64DLLを利用する際に参照設定が必要になる場合があります。
その場合はプロジェクトの参照設定でWILL INT64DLLにチェックしてください。
なおプログラミングの宣言の(その4)の場合は参照設定は不要です。
INT64DLLは、Microsoft Visual C++ Ver5.0で作成しています。サンプルは、Microsoft Visual
Basic Ver.5.0で作成しています。 |
セットアップキット(Willware.exe)をダブルクリックします。
画面にしたがって、インストールを進めて下さい。
1.インストールを始めます。「次へ」をクリックして下さい。
2.使用許諾契約書です。内容に同意される場合は「次へ」をクリックして下さい。
3.インストール先のフォルダを指定します。
初期設定でよろしければ「次へ」をクリックして下さい。
別のフォルダを指定したい場合は「参照」をクリックし、フォルダを指定して下さい。
4.インストール中に置換されるファイルのバックアップを作成できます。
そのバックアップファイルの保存先フォルダを指定します。
初期設定でよろしければ「次へ」をクリックして下さい。
5.WILLWAREComponentsを登録するスタートメニュー又はプログラムマネージャのグループフォルダを指定します。
初期設定では、新規に「WILLWARE Components」の名前でフォルダを作成します。
特に指定する必要がなければ、初期設定をお勧めします。
6.プログラムのコピーを開始します。「次へ」をクリックして下さい。
7.プログラムのコピーをしています。中断する場合は、「キャンセル」をクリックして下さい。
8.インストールが完了しました。「完了」をクリックし、インストールを終了して下さい。
「WILLWARE Components」の「サンプル」を起動すると「WILLWARE Components サンプル」画面が表示されます。サンプルの起動、またはそれぞれのソースを開くことができます。 |
原則としてサポートは行いませんので、お問い合わせはご遠慮下さい。
製品のバージョンアップは、すべて無償です。
バーションアップの情報は、弊社ホームページの新着情報で通知し、各商品のページの更新履歴で更新内容を掲示致します。 |
最新バージョンのプログラムは、弊社ホームページ(http://www.will-ltd.co.jp/)のダウンロードのページよりダウンロードすることが出来ます。ダウンロードするファイルは、以下のバージョンアップの目的により異なりますのでご注意下さい。
●WILLWARE Components(全製品用)セットアップキットを利用してバージョンアップ
●各コンポーネント毎のセットアップキットを利用してバージョンアップ
|
各セットアップキットを利用してバーションアップをする前に、以下のことにご注意下さい。
● WILLWARE Components(全製品用)セットアップキットを利用してバージョンアップする場合は、古いバージョンをアンインストールしてから、最新バージョンをインストールすることをお勧めいたします。 ※ アンインストールの方法は、スタートメニューから「設定」→「コントロールパネル」→「アプリケーションの追加と削除」の画面で、「WILLWARE Components」を選択し、画面の指示に従って行って下さい。 ● 各コンポーネント毎のセットアップキットを利用してバージョンアップする場合は、最新バージョンをそのままインストールして下さい。古いファイルは上書きされます。 ※ 弊社製品を複数ご利用いただいている場合、いずれか1つをバーションアップしても他の製品に影響はありません。 |
セットアップキットをダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールを進めて下さい。 |
宣言の方法は4種類あります。
その1 : | Dim i64 As New Int64 |
その2 : | Dim i64 As Int64 Set i64 = New Int64 |
その3 : | Dim i64 As Int64 Set i64 = CreateObject("int64") |
その4 : | Dim i64 As Object Set i64 = CreateObject("int64") |
Int64オブジェクトに数値を代入する方法は以下のとおりです。
Dim i64 As
New Int64
i64.Dec = "123456789"
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
i64.Dec = "-123456789"
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As
New int64
i64.UnsignedDec = "18446744073709551615" '-1
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As
New Int64
i64.Hex = "1234567890ABCDEF"
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As
New Int64
i64.Octal = "12345670"
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As
New Int64
i64.Bin = "10101010"
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As
New int64
i64.SetHighLong &H12345678
i64.SetLowLong &H90ABCDEF
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As
New Int64
Dim B(7) As Byte
B(0) = 1 'LSB
B(1) = 2
B(2) = 3
B(3) = 4
B(4) = 5
B(5) = 6
B(6) = 7
B(7) = 8 'MSB
i64.Byte = B
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As New Int64
Dim B(7) As Byte
B(0) = 1 'MSB
B(1) = 2
B(2) = 3
B(3) = 4
B(4) = 5
B(5) = 6
B(6) = 7
B(7) = 8 'LSB
i64.NetByte = B
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Int64オブジェクトの内部に格納されている数値に対して演算する方法は以下の通りです。
Dim i64 As
New Int64
i64.Dec = "-2"
i64.AddDec "3"
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "1"
i64.SubDec "2"
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "-1"
i64.MulDec "2"
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "-4"
i64.DivDec "2"
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As New Int64
i64.Hex = "FFFFFFFFFFFFFFFF"
i64.uDivDec "256"
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "-4"
i64.ModDec "2"
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As New Int64
i64.Hex = "FFFFFFFFFFFFFFFF"
i64.uModDec "256"
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "7"
i64.AndDec "2"
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "5"
i64.OrDec "2"
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "7"
i64.XorDec "2"
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "1"
i64.ShlDec 32
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "-1"
i64.ShrlDec 8
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "-1"
i64.ShraDec 8
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "-1"
i64.Rev
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "-1"
i64.Neg
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Dim i64 As New Int64 , j64 As New Int64
i64.Hex = "FFFFFFFF"
j64.Hex = "100000000"
i64.AddDec j64.Dec
Debug.Print i64.Dec, i64.UnsignedDec, i64.Hex, i64.Octal, i64.Bin
Int64オブジェクトの数値を取得する方法は以下の通りです。
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "123456789"
Debug.Print i64.Dec
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "123456789"
Debug.Print i64.UnsignedDec
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "123456789"
Debug.Print i64.Hex
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "123456789"
Debug.Print i64.Octal
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "123456789"
Debug.Print i64.Bin
Dim i64 As New Int64
i64.Hex = "1234567890abcdef"
Debug.Print Hex$(i64.GetHighLong), Hex$(i64.GetLowLong)
Dim i64 As New Int64
Dim B() As Byte, i As Integer
i64.Hex = "1234567890abcdef"
B = i64.Byte
For i = LBound(B) To UBound(B)
Debug.Print i, Hex$(B(i))
Next
Dim i64 As New Int64
Dim B() As Byte, i As Integer
i64.Hex = "1234567890abcdef"
B = i64.NetByte
For i = LBound(B) To UBound(B)
Debug.Print i, Hex$(B(i))
Next
Dim i64 As New Int64
i64.Dec = "123"
Debug.Print i64.Sign
i64.Dec = "0"
Debug.Print i64.Sign
i64.Dec = "-123"
Debug.Print i64.Sign
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Val | 符号付10進数を示す文字列です。 |
"-9223372036854775808"から"18446744073709551615"までの値を設定できます。 |
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Val | 符号なし10進数を示す文字列です。 |
"-9223372036854775808"から"18446744073709551615"までの値を設定できます。 "-9223372036854775808"から"-1"の設定値は、 内部値9223372036854775808(&H7fffffffffffffff)から、 18446744073709551615(&Hffffffffffffffff)となります。 取り出した値は、"0"から"18446744073709551615"の値になります。 |
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Val | 符号なし16進数を示す文字列です。 |
"0"から"FFFFFFFFFFFFFFFF"までの値を設定できます。16進数を構成しない文字が含まれる場合、その文字を読み飛ばして処理します。符号を付けることはできません。負の値を得たい場合は、Negメソッドと組み合わせてください。 -- 例 -- i64.Dec = "-256" |
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Value | 符号なし8進数を示す文字列です。 |
"0"から"1777777777777777777777"までの値を設定できます。8進数を構成しない文字が含まれる場合、その文字を読み飛ばして処理します。符号はつけることができません。負の値を得たい場合は、Negメソッドと組み合わせてください。
-- 例 -- i64.Dec = "-256" |
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Val | 符号なし2進数を示す文字列です。 |
"0"から、 "1111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111" までの値を設定できます。 2進数を構成しない文字が含まれる場合、その文字を読み飛ばして処理します。 |
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Val | バイト配列(8バイト)です。 |
配列の要素は0から始まり、7まであります。0の要素に、LSBのデータが格納され、7の要素にMSBのデータが格納されます。(リトルエンディアン) |
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Val | ネットワークオーダーのバイト配列(8バイト)。 |
配列の要素は0から始まり、7まであります。0の要素に、MSBのデータが格納され、7の要素にLSBのデータが格納されます。(ビッグエンディアン) |
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
(内部値) | (戻り値) |
正 | 1 |
0 | 0 |
負 | -1 |
内部値を符号付数値とみなして、正か負か0を判断し、それに応じて1,-1,0の値を返します。 |
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Val | 符号付10進数を示す文字列です。 |
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Val | 符号付10進数を示す文字列です。 |
内部64ビット値からValで指定された値を引きます。
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Val | 符号付10進数を示す文字列です。 |
内部64ビット値にValで指定された値をかけます。
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Val | 符号付10進数を示す文字列です。 |
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Val | 符号なし10進数を示す文字列です。 |
内部64ビット値を符号なし数値とみなし、これをValで指定された符号なし数値で割ります。 |
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Val | 符号付10進数を示す文字列です。 |
内部64ビット値をValで指定された値で割ったあまりを内部値に設定します。
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Val | 符号なし10進数を示す文字列です。 |
内部64ビット値を符号なし数値とみなし、これをValで指定された符号なし数値て割ったあまりを内部値に設定します。 |
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Val | 符号付10進数を示す文字列です。 |
内部64ビット値をValで指定された値でAndをとりその結果を内部値に設定します。
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Val | 符号付10進数を示す文字列です。 |
内部64ビット値をValで指定された値でOrをとりその結果を内部値に設定します。
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
Val | 符号付10進数を示す文字列です。 |
内部64ビット値をValで指定された値でXorをとりその結果を内部値に設定します。
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
内部64ビット値の符号を変換し、その結果を内部値に設定します。
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
内部64ビット値のビットを反転してその結果を内部値に設定します。
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
ShiftCount | シフトするビット数(0から64)です。 |
内部64ビット値をShiftCountで指定されたビット数だけ左論理シフトしその結果を内部値に設定します。 |
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
ShiftCount | シフトするビット数(0から64)です。 |
内部64ビット値をShiftCountで指定されたビット数だけ右論理シフトしその結果を内部値に設定します。 |
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
ShiftCount | シフトするビット数(0から64)です。 |
内部64ビット値をShiftCountで指定されたビット数だけ右算術シフトしその結果を内部値に設定する。 |
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
長整数(Long)
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
長整数(Long)
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
longVal | 設定するlong値です。 |
(指定項目) | (内 容) |
Object | INT64DLLオブジェクトです。 |
longVal | 設定するlong値です。 |
※ オーバーフローエラー及びアンダーフローエラーは検出しません。
※ 0で除算するとトラップ可能なエラーが発生します。
Cal64は、INT64DLLを利用した、64ビット整数演算を行う計算プログラムです。
10進数、16進数、8進数、2進数の4種類で計算できます。
発行所株式会社ウィル
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